早起き、ダイエット、英会話、運動、読書、新しい趣味etc……「よし、自分磨きするぞ!」って頑張り始めたはいいけど、3日坊主で終わっちゃった! って、結構あるあるですよね? やりたいことは無限にあっても、それらを「習慣」として続けるのは難しいんですよね。
しかも怖いのが、「習慣」って悪いものもあるじゃないですか。夜中にだらだらスマホ見ちゃうとか、よくないってわかってても、なかなかやめられない……。
そんな私たちの悩みを解決してくれるのが、今回ご紹介する本、『マンガでわかる 自分を変える習慣力』(著:三浦将,マンガ:柏屋コッコ)!
2015年発売のヒット作『自分を変える習慣力』のマンガ版です。シリーズ作『相手を変える習慣力』と合わせて累計20万部突破のベストセラーが、マンガでわかりやすく解説されてます。
「習慣が続かないのは、性格や能力のせいではありません。習慣を身につけるコツを知らないだけなのです。」とのこと。頼もしい〜!笑
※今回、撮り下ろし写真は”いろんな習慣に挑戦中”バージョンでお届けします!
◆第1回はこちら→「4倍以上の仕事をこなし、2倍以上の自由時間を確保する方法」
◆第2回はこちら→「スマホの待受を変えるだけで体調がよくなる?」
◆第3回はこちら→「グラドルの次は起業家or宇宙飛行士? 人生100年時代の可能性は∞」
◆第4回はこちら→「飲み会でポテトサラダと唐揚げを頼むべき理由」
1つの習慣で、仕事も生活もすべて変わる
たかが習慣、されど習慣。習慣の力って、実は相当すごいんですよ。
たとえば「早起き」の習慣。帯には「このマンガを読んで毎朝5時起きを始めた。すると、食生活や働き方、体型、お金の使い方、すべてが変わった。」って書いてあって。「そんな大げさな」って思うかもしれないですけど、これ、著者さんがコーチングした方の実際の例なんです。
ほかにもいろんな実例や研究結果が載ってて。1つの習慣を始めると、仕事も生活もすべてが変わっていく……習慣ってそれほど大きな力を持ってるんです。
私自身、ちょうどそれを実感する出来事があって。
最近、引っ越しをしたんです。私、結構モノを溜め込んじゃうタイプで。「このリボン使ってないけど、可愛いからとっておこ〜」とか……それが引っ越すタイミングで、ちょっと断舎離に挑戦してみようと。ビジネス書で「視界に入るモノが多いほど生産性が下がる」みたいなことを読んでたのもあって、頑張って始めてみたんです。
そしたら、部屋がすごいキレイになったのはもちろん、それが気持ちいいからモノを溜めなくなったし、掃除や洗濯、食器洗いとかも毎日できるようになって!
それに、もっと思いもよらない効果もありました。「自分がやらないといけないこと」が明確になったんです!
部屋にたくさんモノが散らばってると、「そういえばこの書類出さなきゃ」とか「この本もあの本も読んでないや」とか、いろんなこと考えちゃうんですけど、そういうのがスッキリなくなった。
「あれって家にあるんだっけ、ないんだっけ」とか、そういう余計な心配もなくなって、「今日やることは郵便を出すこと。必要な書類はあそこ、筆記用具や印鑑はここ、切手は切れてるからでかけるついでに買おう」とか、すごく明確になって、日々のパフォーマンスが上がった実感がありました。
「一つの変化がいろんなことに影響する」っていうのはまちがいないなって思いましたね。
小さな習慣の違いが大きな差を生む
でも怖いのは、一つの「悪い変化」もすべてに影響してきちゃうってこと。
いわゆる「割れ窓理論」ですよね、1枚の窓を割れたままにしておくと、その場所はどんどん荒れ果てていくっていう。部屋だって、1個余計なモノを起きっぱなしにしたらどんどんモノが増えて、掃除や洗濯も溜めちゃって……なにか1つきっかけがあると、それにつられちゃうんでしょうね〜。
「小さな習慣の違いが大きな差を生む」って本にも書いてあったけど、本当に習慣はあなどれないなあと思います。
うさぎとカメの話みたいな感じでもありますよね。小さなことが連鎖して、積み重なって、いずれ大きな差になっていく、と……本当にそうだよなって。「成功している人っていうのは、天賦の才に恵まれた人というより、当たり前のことを習慣にしてちゃんと積み重ねてきた人」であって、「習慣は才能を超える」んだとも書かれていて、すごく染みました。