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日本初の「疲労回復ジム」ZERO GYM(ゼロジム)を体験。ストレッチ×マインドフルネスで”最高の脱力”!

「今日はだるくて調子が出ない」「疲れが溜まっていて集中できない」……体調やストレスに左右され、思うように働けない、能力を発揮できない、といった問題に悩む人は多い。そんなビジネスパーソンのための“疲労回復専用ジム”が東京・千駄ケ谷にある。その名も「ZERO GYM(ゼロジム)」。ストレッチ・自重トレーニングとマインドフルネスを掛け合わせた独自のプログラムにより、疲弊した心身をリセットし、翌日の仕事パフォーマンスを上げてくれるのだ。ジムなのに疲労回復とは一体どういうことなのか? 編集部員がレポートする。

1.アクセス&インストラクター紹介

 千駄ヶ谷駅・徒歩5分のアクセス!

ZERO GYMの最寄りは、JR新宿駅から総武線で3分の場所に位置するJR千駄ヶ谷駅。1つしかない改札を出たらすぐ右に曲がり、エクセルシオールカフェの前を通過する。

そのまま直進すると首都高速4号新宿線の高架下に入る。右手に見える千駄ヶ谷駐車場に沿って、更にまっすぐ進んでいく。

5分ほど歩くと左手に横断歩道が現れるので、向かい側に渡る。目の前にあるガラス張りのビルがZERO GYMの所在地「東栄神宮外苑ビル」だ。

植え込みにZERO GYMの看板を発見!

「TOUEI JINGU-GAIEN BLDG.」のプレートの右側にある自動ドアから中へ入り、エレベーターで8階へ上がる。

 

インストラクターさんがお出迎え

入ってすぐの場所に受付があり、インストラクターの松尾伊津香(まつお・いつか)さんが出迎えてくれた。

 

2.カウンセリング&プログラム説明

現代人の「身体疲労」と「脳疲労」にアプローチ

専用の部屋に通され、まずはカウンセリング。心身の悩みや生活スタイル、睡眠時間などを記入したシートをもとに、求めている効果や特に疲れている部位などを丁寧に聞き出してくれる。今日の体調や、痛みがある部位・動かせない部位があるかどうかも聞いてくれるので安心だ。

「いつも疲れが取れない感じがするんです」と訴えると、「『慢性的に疲れている感じがする』『だるい』とおっしゃる方はすごく多いですね。寝ても熟睡感を得られず、朝からずっとだるいという方も多いです」と松尾さん。

現代のビジネスパーソンは、長期間の座り仕事で血流が悪くなり、老廃物が滞っている方がとても多いんです。これが肩こりや腰痛、体の疲労感を引き起こします。さらに、パソコンやスマートフォンを一日中、寝る直前まで使っている方も多いですが、これでは頭の中が常にオンの状態になってしまい、脳が休まりません。脳疲労がどんどん溜まっていきますし、睡眠の質も悪くなります」(松尾さん)

日頃デスクワークでパソコンばかり見つめている編集部員には耳が痛い話だ。

 

4つのステップで”最高の脱力”(ZERO)を体感

ZERO GYMは、「ビジネスパーソンの疲労を解消し、コンディションを整え、日々の仕事パフォーマンスを上げること」を目的とし、疲労を「身体疲労」「脳疲労」の2つに分けてアプローチする。

具体的には、75分間で

1.ほぐす(ストレッチ)
2.流す(自重トレーニング)
3.緩める(瞑想・マインドフルネス)
4.抜く(脱力)

の4つのステップを行う。

まず、1・2で凝り固まった体を伸ばし、血流を良くしてから、3・4で頭の中を真っ白にして心身をリラックスさせるのだ。

気になるのは4の「脱力」。ここでは、マットの上に横たわり、最高の脱力”(ZERO)の時間を味わえるそうだ。

体の関節・筋肉のこわばりや、脳に溜まっているストレスなど、自分でも気づかないうちに蓄積されているプレッシャーから解放され、マットの上に全身を預けていく感覚を味わえます。海に浮かぶとき、体に力を入れたら沈んでしまいますが、脱力しているとフワーッと浮かぶことができますよね。あの感覚に近いと思います」(松尾さん)

とにかく気持ちよさそうなことは伝わるが、都心の真ん中のジムで「海に浮かぶ感覚」とは一体どういうことだろう? 期待感が高まる。

 

都会の真ん中に出現した癒し空間

いざ、スタジオに入ってみてびっくり! そこに広がっていたのは、都心のオフィスビルの中にあるとは思えない上質な空間。木のライトから降り注ぐ光が、広々とした大理石の床を柔らかく照らしている。マシン類はなく、フロアをぐるりと囲む窓からはパノラマビューの景色が見渡せる。

 

3.体験レポート

ステップ①ほぐす(ストレッチ)

まずは身体疲労へのアプローチから。

ブロックに腰掛け、姿勢を正して呼吸を行う。「お尻の二つの骨をブロックに突き刺すように」「背骨を積み上げるように、体を徐々に引き上げて」というガイドに従うと、スッと自然に背筋が伸びる。そのままゆっくり呼吸をすると、気分が落ち着いてくる。

呼吸が整ったところで、ストレッチ開始。ステップ①「ほぐす」では、15分程度のストレッチで肩や腰廻りなどの大きな関節や筋肉をほぐし、血流の流れをよくしていく。

松尾さんのポーズを真似して体を動かすと、膝裏、腰、わき腹などが伸びていく。お手本がすぐ目の前にあり、できているかどうかすぐにチェックしてくれるので、体を動かし慣れていなくても安心だ。

 

ステップ②流す(自重トレーニング)

まだステップ①は序の口! ステップ②「流す」では、自重トレーニングによってさらに体を動かし、ほぐれた体から老廃物を流していく。

日頃デスクワークの多い編集部員のために、「首が伸びる」ポーズをふんだんに取り入れてもらった。両腕をついて腰を上げ、伸ばした腕と腕の間に頭を入れると、首の裏がぐっと伸び、頭に血が流れていくのがわかる。

ただ、これがちょっときつかった。腕とふくらはぎがブルブル震える。

次々に繰り出されるポーズに懸命についていくと、凝り固まった全身がほぐれる、伸びる!

普段動かさない関節や筋肉が刺激されるのがわかる。

運動不足を痛感することしきりだが、松尾さんが「できるところまででいいですよ!」「無理に気張るというより、自分の限界を知る感じで」と声をかけてくれるので頑張れる。

腕と足をピンと伸ばし、斜め上を見上げるポーズでフィニッシュ。無我夢中で体を動かすうちに、あっという間に20分間が過ぎた。

 

ステップ③緩める(瞑想・マインドフルネス)

ステップ③「緩める」では瞑想による脳疲労へのアプローチだ。照明が落とされると、これまでとは打って変わって「静」のモードに。

最初と同じくブロックを敷いて背筋を伸ばし、松尾さんのガイドに合わせてゆっくりと呼吸する。目を閉じ、静かに意識を呼吸に向ける。

「ほぐす」「流す」で体を動かしたぶん、じっと座っていることがとても心地いい。スッと自然な流れで呼吸に集中でき、心が静まっていく。個人的に瞑想をやってみたこともある筆者だが、自分だけでやっているときと比べ、格段に集中できているのがわかる。

 

ステップ④抜く(脱力)

瞑想でリラックスモードになったら、お待ちかねのステップ④「抜く」に入る。

マットの上に寝転がり、膝を軽く曲げてクッションの上に乗せる。松尾さんの声に従って、足先、ふくらはぎ、膝、太もも……と体の一部一部に意識を向けていくと、力が抜けていく。頭頂部まで意識を向けたら、そのまま20分間、静かに目を閉じる。

はじめのうちは頭の片隅でいろいろな考えが浮かんでは消えていたが、次第に意識がぼんやりとしてきた。思考が空間全体に広がり、ふわふわと漂っているような気分になる。

「……あれ、私寝てた?」

ふと気がついたら、意識が飛んでいた。松尾さんが静かに呼びかける声で、徐々に意識が現実に戻ってくる。最後にもう一度瞑想をして、プログラムは終了となった。

4つのステップを全て終えた後は、全身が緩み、程よく力が抜けているような心地よい感覚があった。気分もとても落ち着いており、今夜は絶対にぐっすり眠れる!と確信できたほどだ。

 

5.まとめ–ZERO GYMの魅力

体験してみて感じられたZERO GYMの魅力は以下の通り。

意識が飛ぶ!最高のリラックス感

まず、期待のステップ4「抜く」で体験した最高の脱力”(ZERO)の感覚が、とても心地よかった。しっかり体を動かした後、瞑想で脳と体を落ち着けてから横になったためか、ただ単に寝ているよりも格段にリラックスした状態を味わえた気がする。松尾さんによると、意識が飛ぶ人や、実際に寝てしまう人も多いそう。中には「宇宙まで行ったような感覚だった!」という感想もあるらしい。

 

行くだけで心身の疲労にアプローチ!

さらに、「ただジムに行き、インストラクターの指示通りに動くだけで、心身の疲労に同時にアプローチできること」も大きな魅力だと感じた。

「心」に特化したヨガ・瞑想スタジオや、「体」に特化したフィットネスジムなどは様々にあるが、この2つに一度にアプローチできる場所はなかなかない。

また、自宅やジムなどで一人で体を動かしたり、瞑想しようとしても、どのように行えば効果があるのかよくわからなかったり、メニューを考えるのが億劫だったりする。一方ZERO GYMは、ただジムに行って、75分の間インストラクターの誘導に乗るだけでよい。多忙な人や、体を動かすことに慣れていない人にもおすすめだ。

人から言われた通りに動くことで、目の前の動きに集中しやすくなるという効果もあります。自分で体を動かしたり、瞑想をしようとすると、どうしても『次はどんなポーズをやるんだっけ』『これで合っているかな』などとあれこれ考えてしまいますよね。言われた通りに動くことで、思考が入る隙を無くしていきます」(松尾さん)

 

手ぶらOK!レンタルウェア完備

「ただジムに行くだけでOK」なのは、レンタルウェアなどのオプションが充実しているおかげでもある。「手ぶらパック」ならウェア・タオル・ミネラルウォーター 500ml一式を800円でレンタル可能。更衣室・ロッカーも完備されており、仕事帰りに完全な手ぶらで行けるので安心だ。

 

日常を忘れられる上質な空間

木のぬくもりに包まれ、見晴らしのいい景色に囲まれたZERO GYMの空間も特筆すべき魅力だろう。日常を忘れ、安心してプログラムに没入することができる。

極上の空間で、是非”最高の脱力”(ZERO)の感覚を味わってみてほしい。


▼詳細・お申し込みはZERO GYM公式サイトから。


▼ZERO GYMについてもっと知りたい方はこちら⇨「“最高の脱力”とその効果とは?お客様の反応は?ー疲労回復ジム・ZEROGYM(ゼロジム)Q&Aー

▼「朝瞑想クラス」の体験レポートはこちら⇨「朝日の中でストレッチ&瞑想!朝活 in ZERO GYMで寝起きの脳を覚醒させよう

▼「超『姿勢』力クラス」の体験レポートはこちら⇨「最強の”姿勢矯正ポーズ”に挑戦!ZEROGYMの猫背改善プログラムを体験してみた

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