こんにちは。プロボディデザイナーの松尾伊津香です。引き続き”そわそわ食品に打ち勝つ”シリーズです。
前回は「瞑想とは」というところにフォーカスを当てました。
瞑想とは客観視を作り、欲や感情を鎮めること
そのために自分の感覚器官に意識を向けることが必要
とお話ししました。
前回までの記事はこちら↓
どうしてもコンビニまで走ってしまいます
瞑想とは客観視を育むこと
では、具体的な食事瞑想のプロセスに入っていきましょう。
食事瞑想の「客観視」「感覚器官」とはなんなのか。
『一生太らない魔法の食欲鎮静術』の中では、
①舌先にものを当てて食べる
②胃の重さと温度を感じる
がポイントだとお伝えしました。
特に注目されているのは「舌先」だと思います。
舌先で食べることで食べているときの味がはっきりと感じられ、咀嚼回数も増え、それまでやめられなかった「食べる」が自然とやめられるようになります。
ただ、あまりフォーカスが当たってない「胃の感覚」
実はこれこそが、食べる前の食欲を鎮静させるために
とても重要なんです。
胃の感覚を制覇せずに食欲の完全制覇はありません。
食欲の完全制覇って何。(言うたんお前や)
まあおいといて、そわそわ食品に打ち勝つためには
胃の感覚を研ぎ澄ませることが必要なんです。
そわそわ食品に打ち勝つのは、舌先を意識する方法では難しいです。
なぜなら、食べる前の状態では舌先自体が感覚を発していないからです。
では、食べる前の食欲を抑えるには、どこに意識を向けることが必要なのか
それが「胃」なんです。
胃というのはとても特殊な内蔵で、常に感覚を発しています。
お腹がすいたら空腹感を知らせますし
飲みすぎたら胃もたれを感じさせますし
ストレスでは穴まであけて痛みを伝えます。
確実に強い信号を発しており、あなたの精神状態とも結びつきが強い器官です。
そして、甘いものをやめるため、食欲を鎮静させるために大切なのは、その胃の感覚をただ観る、ということ。
「胃を感じる」でもいいのですが、もっと正確にいうなら
それの一歩先をいった
「自分がそう感じていることを観る」
「ありのままをただ観ている状態」
ということが必要です。
そわそわ食材がほしくなる時
それは確実に「食前」です。
そのためには胃の感覚を研ぎ澄ませ
その感覚を観ることで食欲を鎮静できるようになります。
ここまでご理解いただけたでしょうか?
では、次回はどうやって胃の感覚を研ぎ澄ませるのか、訓練方法を説明します!
良い日をお過ごしください(´∀`)