皆さんこんにちは。
ヨガと瞑想を使って心身の疲労を取り除く日本初の疲労回復専用ジム『ZEROGYM』にてヨガインストラクターをしている青木美穂です。
突然ですが、子育てと仕事の両立を頑張るママたちにとって『いかに疲れを翌日に持ち越さないか』はとても重要なテーマかなと思います。

そのためにはしっかりと睡眠をとる事が大切ですが、日中できなかった家事を行ったり、子供の夜泣きや夜間の授乳などで夜通し眠る事ができないママたちも多いと思います。

限られた睡眠時間でも疲れを翌日に持ち越さない為には”睡眠の質”を上げる事がとても大切です。そこで今回は”睡眠”についてお話をしたいと思います。
現代人は睡眠の質が低下している!?
子育てママに限らず現代の方々は睡眠の質が低下しています。そもそもなぜ睡眠の質が低下してしまうのでしょうか。

睡眠の質の低下の原因として自律神経の乱れが関係しています。自律神経とは内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールする為に人の無意識下で24時間働き続けている神経で交感神経と副交感神経の2種類があります。

交感神経は昼間の活発的な時に働く神経で、副交感神経は夜間やリラックスする時に働く神経です。
この2つの神経がうまくバランスをとる事で健康を維持する事ができています。
しかし現代の方々はあらゆるストレスにより常に交感神経が優位な状態が続いてしまっています。そのストレスの原因の一つが実は運動不足なのです !

運動不足は自立神経の乱れを引き起こすだけでなく、全身の血流が滞る事で身体の疲労が溜まりやすくなります。
また自律神経は脊柱(背骨)の中をトンネルのように通っています。その為運動不足で猫背になり背骨が曲がってしまうと神経が圧迫されて自律神経の乱れを引き起こします。

今回は背中の筋肉をほぐし圧迫された背骨の詰まりを解消するヨガポーズをご紹介します。
お子さんと一緒に行うとさらに楽しめますので夜寝かしつけの前などにぜひ実践してみて下さいね。
【猫のポーズ】
・四つん這いになります。肩の下に手首、足の付け根の下に膝がくるようにしましょう。足の甲は寝かせます。

※赤ちゃんと一緒に行う場合は四つん這いになった時に目が合うように赤ちゃんをゴロンと寝かせます。動けるお子さんはママのポーズを真似しながら一緒に動いてもらいましょう!
・息を吐きながらおへそを覗き込むように背骨を丸めます。
(背中を天井方向に高く引き上げるようなイメージで。)

・息を吸いながら背骨を自然な状態に戻します。
(※産後のママは反り腰になり腰を痛めやすいので腰は反らないように注意しましょう!)

楽しむためのポイント
赤ちゃんと一緒に行う場合は”いないいないばあー”の声掛けをしてみましょう!
背骨を丸めた時に『いないいない〜』、背骨を戻した時にお子さんの顔を見ながら『ばあー( ´∀`)』という感じです。
『いないいない〜』

『ばあー^ ^』

赤ちゃんが元気に動き回る場合は赤ちゃんがいる方向に向かって『ばあー』と言ってあげましょう。
お一人で行う場合はぜひ呼吸を意識しましょう。呼吸を整える事は自律神経を整える為に非常に効果的です!
(呼吸が自立神経に与える影響については第5回目でお話しています。)
赤ちゃんに与える効果
”いないいないばあー”をする事によって次はこうくるだろうと考えるため、記憶力や予測する力が養われます。

また大きなお子さんはママと一緒にポーズを練習する事で日常生活では使わない筋肉を使う事ができるので身体の使い方がどんどん上手になっていきますよ。
最後に
毎日子育てやお仕事を頑張るママの皆さん今日も1日本当にお疲れ様です。
子育ては、体力勝負。睡眠がしっかりと取れないと。1日中身体のダルさを感じてしまいます。
ヨガには、睡眠改善の効果もありますので、ぜひ日常に取り入れてみてください。
また子供と一緒にヨガをする事で、子供の色んな表情や動きを見られる事が楽しみにもなっています。
今後も色んなヨガポーズやトレーニングメニューをご紹介していきますので是非沢山のママと子供たちに実践していただけたら嬉しいです。
今日も全てのママがhappyでありますように。
次回もお楽しみに!
