「なぜあの人は、夜中にラーメン食べても太らないのか?」(著:道江美貴子)より
白湯ダイエットって何?
朝目覚めたとき、それと食事の時に白湯を飲むだけ。そんな超簡単ダイエット法が白湯ダイエットです。誰でも手軽に始められるので、毎日の習慣として、白湯ダイエットを取り入れてみてはいかがでしょうか。
白湯ダイエットのやり方
起床時と毎食時にマグカップに1杯分の白湯を飲むようにします。白湯は、沸かしたお湯を常温で冷まして40~50度くらいにしてください。カップを触って少し熱いと感じるくらいが、適温です。人肌よりも少し高めの温度である白湯は、体を温めるのに最適な飲み物です。また朝は、10分くらいかけてゆっくりと飲むこともポイントになります。温かい白湯は、胃腸の働きを少しずつ高めて、徐々に体を温めてくれることでしょう。
白湯ダイエットの効果は?
朝起きてから白湯を飲むと、眠っている間に失われてしまった水分が補給されて、血液の循環がよくなります。すると、老廃物の排出が促進されて新陳代謝が向上。ダイエットの効率アップが期待できるのです。胃腸の働きも高めてくれるので、便秘の解消にもつながるでしょう。食事と一緒に飲む白湯には、体を温めて消化を促進する働きがあるのです。
白湯ダイエットを成功させるコツは?
白湯の温度が体温よりも低くなってしまうと、体を温める効果が激減してしまいます。適温を守るようにしましょう。白湯の飲み過ぎは逆効果です。胃液が薄まり消化が妨げられます。1回につき1杯ていどにしてください。
鍋ダイエットってどんなダイエット?
家でダイエットをする機会が多い人、自炊が好きな人におすすめなのが鍋ダイエットです。寒い冬はもちろん、デスクワークが中心の人ならば、冷房で体が冷えやすい夏に行うのも効果的でしょう。
鍋ダイエットのやり方
夕食に鍋料理を食べるだけです。朝食、昼食は、好きなものを食べるようにしてください。
鍋の具は、たんぱく質が豊富な肉や魚を、1人前80~100グラムていど入れます(分量は、そこまで厳密でなくともかまいません)。あとは豆腐などの大豆食品と、ビタミン・ミネラルが豊富な野菜・きのこ・海藻をたっぷりと入れましょう。七味唐辛子や柚こしょう、おろしショウガなどの薬味を加えると、体を温める効果がさらにアップします。
鍋ダイエットのおすすめ食材ベスト5
・1位 きのこ
きのこは、低カロリーな上に、食物繊維・ビタミンB群・ビタミンD・ミネラルなどがたくさん含まれています。しめじ・えのき・しいたけ・まいたけなど種類も豊富なので、いろいろ試してみてください。
・2位 豆腐・鶏肉(皮なし)
たんぱく源の中でのナンバー1は、豆腐と皮なし鷄肉です。脂質が少なく、良質なたんぱく質がとれます。ダイエット中でカロリーを抑えたいからと、肉や魚をとらないのは逆効果です。筋肉の材料となるたんぱく源もしっかりととりましょう。
・3位 長ねぎ
長ねぎの緑の部分にはビタミンA(βカロテン)、白い部分にはビタミンCが豊富に含まれています。また、香り成分である硫化アリルには、糖質の代謝に必要なビタミンB1の吸収や働きを高める働きのほか、疲労回復や、血液をサラサラにする効果があります。
・4位 しらたき
しらたきは、腸内で余分な脂肪を吸着して体外に排出する働きがある水溶性食物繊維が多く含まれている食材です。また、100グラムあたり6キロカロリーしかないので、たくさん食べても心配ありません。しらたきは、ダイエットの強い味方なのです!
・5位 白菜
鍋料理には欠かせない白菜も、100グラムで14キロカロリーと低カロリーな野菜です。キャベツに比べて糖質が少ないのも特徴となっています。芯の部分はとくに、ビタミンC・カルシウム・鉄・カロテンなどの栄養も多く含まれているのです。
鍋ダイエットの効果は?
アツアツの鍋を食べると体が温まり、代謝がアップします。また野菜がたくさん食べられるので、栄養のバランスもよく、満腹まで食べても低カロリーなので、ストレスを感じさせないダイエット法なのです。
鍋ダイエットの成功のコツは?
1人前用の鍋スープたくさん市販されているので、さまざまな味のバリエーションを楽しむようにして、鍋ダイエットに飽きないよう工夫をこらしてください。ただし、カレー鍋やもつ鍋のように油分が多いものは、避けたほうが無難でしょう。
また、肉類の食べ過ぎには注意してください。脂身の多い豚のバラ肉や肉団子は、「たまの楽しみ」くらいにしておくのが一番です。
ダイエットに飽きたら「白湯ダイエット」や「鍋ダイエット」を試してみよう!
同じダイエットを長く続けていると、心も折れがちです。今まで行っていたダイエットにマンネリを感じたり、辛くなってしまったならば、たまには目先を変えて新しいダイエットに挑戦してみてください。気分が一新して、ダイエットへの、あらたな意欲がわいてきますよ。
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