皆さんこんにちは。
ヨガと瞑想を使って心身の疲労を取り除く日本初の疲労回復専用ジム『ZEROGYM』にてヨガインストラクターをしている青木美穂です。
前回お話した腰痛と同じくらいデスクワークをされている方々の多くが悩まれているのが”肩こり”です。

そもそもなぜ肩こりが起きるのでしょうか?
まず一つ挙げられるのがデスクワークにより同じ姿勢が続くことでおきる血流の悪化です。

今の生活は携帯やパソコンの画面に引っ張られて、首や頭が前に出る姿勢をとる方が増えています。
この体勢を長時間続けることで首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪くなり結果、肩こりを引き起こしてしまうのです。

肩こりを解消するには肩周りだけでなく、背中や肩甲骨周りなど背面をしっかりと動かすことが大切です。
そうすることで上半身の血流が良くなり、肩こりが解消しやすくなります。
そこで今回は背中や肩甲骨周りをほぐすヨガポーズをご紹介したいと思います!
デスクワークが続くと背中が丸まり、胸が閉じて呼吸が浅くなってしまいがちですが呼吸を意識しながら肩周りをほぐすことで胸が開いて深い呼吸ができるようになります。

そうすることでリラックス効果も高まりますのでぜひ呼吸も意識しながら行ってみてくださいね。
椅子に座りながらできますので、仕事の合間やテレビを見ながらなど、ちょっとしたスキマ時間に実践してみて下さい。
【猫のポーズ】
1、椅子の前の方に浅く座り、足幅は腰幅に開きましょう。

2、胸の前で指と指を絡めます。
一度息を吸って手の平を胸の方に近付け、背骨を伸ばします。

3、吐く息では背中を丸めて視線はおへそを見ます。おへそを引き入れるようにしながら腰を背もたれの方にグッと近付けていきましょう。

4、腕は前のほうに伸ばし、肩甲骨周りを開くことを意識しながら呼吸を繰り返します。
吸う息では胸や肋骨の後ろ側を膨らませるようなイメージで、吐く息では肩の力を抜いていきます。このまま5呼吸繰り返しましょう。
【バッタのポーズ】
1、椅子の前の方に浅く座り、足幅は腰幅に開きましょう。

2、背中の後ろで指と指を絡めます。

3、息を吸いながら、胸を引き上げて視線は斜め上を見上げていきます。
吐く息では両手を下に押し下げて肩を寄せ合います。

このまま呼吸を5呼吸繰り返しましょう。
吸う息では肩甲骨をさらに引き寄せ合うようにし、どんどん胸を開いていきます。
(チャレンジポーズ)
余裕がある方は息を吐きながら両手を天井方向に引き上げて、上体を前に倒します。
できるだけ手首同士を近付け合うようにし、肩甲骨を寄せ合い続けましょう。
さらに肩周りがほぐれてきますよ。

【最後に】
誰しもが一度は悩むであろう肩こり。小さいお子さんがいらっしゃるママの方々はお子さんの毎日の抱っこでもかなりひどい肩こりになられている方も多いのではないでしょうか。

何十キロもある身体を毎日抱えていたら、肩こりにもなるし、背中もガチガチになりますよね。
そのままコリや痛みを我慢してしまうママ達は沢山いますが、簡単なストレッチを行うだけで身体はとっても楽になりますので
ぜひスキマ時間に試してみてください。
いつも頑張っているご自身の身体をしっかりと労ってあげて下さいね。

次回も椅子に座ったままできるヨガやストレッチをご紹介します。
お楽しみに!
ZEROGYMでは姿勢改善をテーマにしたクラス指導を行っています♪
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