気くばりの正解は、時によって、相手によって、変わります。
しかし、どんな時でも誰が相手でも意識しておきたいポイントがあります。
ここでは、気くばりができる人の「人との関わり方の基本」をご紹介します。
すぐに行動を起こす
何かしようと思った時、躊躇してしまうことがありませんか。
そんな時は「やってみなければわからない」。思い立ったらすぐ行動に移してみましょう。多くの場合で杞憂に終わります。
ふとAさんが頭をよぎった時に連絡してみようかな、と思っても「しばらく連絡もしていないし、いきなり連絡したら変だと思われないかな……」、と躊躇して、結局連絡しなかったということがあるかもしれません。
しかし、パッと思いつくというのは「Aさんに連絡せよ」という自分へのメッセージなのです。すぐにメールするなり動いたほうがいいと思います。
思いついたことは躊躇せずやってみましょう。ありがた迷惑になるのではと思ったとしても、十中八九、結果オーライです。
10のうち1つは、タイミングを逸して本当にありがた迷惑になってしまうことにもなりかねませんが、その10のうち1つを恐れることなく動いていくことのほうが、自分の世界も広がっていきます。
ここで大事なことは、ありがた迷惑になることを恐れず動くこと。
ありがた迷惑なことであったとしても「もしかしてこれはありがた迷惑になるかな」と意識しておけば、のちのちの修正は可能になります。
いかに短い量で自分の意図を伝えるか

相手に自分のメッセージを伝えること、これも気くばりを考えるうえで、とても重要な機能になります。最近ではテレワークが増え、メールやチャットなどテキストでの伝達の仕方、スキルがいままで以上に求められます。
ポイントは、いかに短い量で自分の意図を伝えるかということに尽きます。
たくさんのことを伝えて、理解してもらうのではなく、いかに短く話すか、書くか。付属させる資料もいかに少ない量で相手にメッセージを正確に伝えるかが重要です。
そのためには、頭の中が整理されていないと、短く話す、短く書く、ことはできません。それを意識しておこなうことが「伝えるうえでの気くばり」ということになります。
あなたが一番言いたいメッセージはあと回しで、周辺的な事柄から話す、書く。何が言いたいのか、それがなかなか出てこない。そういう話し方、書き方が親切であり丁寧だと、勘違いしている人が多いように思います。
しかし、メッセージの主旨がわかりにくくなるということは、いくら親切・丁寧な説明であっても相手にとっては苦痛、時間の無駄でしかありません。相手に苦痛を与え、相手の時間を奪ってしまったら、これでは気くばりにはなりません。
「伝え方」を意識したメッセージを意識して発していきましょう。
『リーダーの気配り』(著:柴田励司)より
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