皆さんこんにちは。
ヨガと瞑想を使って心身の疲労を取り除く日本初の疲労回復専用ジム『ZEROGYM』にて、ヨガインストラクターをしている青木美穂です。
突然ですが、皆さんはご自身が1日何歩、歩いているかご存じですか?

厚生労働省では、成人の1日の目標歩数を8,000歩程度としていますが、ここ数年で在宅ワークが増えて通勤がなくなったことにより、1日の歩数が大幅に減っている方が多いそうです。
私自身、毎日スマホアプリで歩数を確認していますが、通勤をしている日は約7,000~8,000歩は歩いているのに対して、1日自宅で過ごしている日は300歩以下なんてこともあって驚きます。

歩くことが減ると脚の筋力が衰えてくるため、膝の痛みや脚のむくみに繋がります。また、脚の筋力低下は老後にも影響し、将来つまづきやすくなったり転倒、歩行時のふらつきの原因にもなります。
今や「人生100年時代」。今からしっかりと脚の筋力を鍛えて、一生元気に歩ける脚を手に入れましょう!
今回ご紹介するのはももを鍛えるヨガポーズとふくらはぎのストレッチです!

大腿四頭筋(ももの前側)を鍛えることができるので、膝周りの筋力アップにも繋がります。歳を重ねると膝の痛みに悩まれる方が多いのですが、膝周りの筋肉を鍛えることで、それらも予防できます。
椅子に座りながらできるストレッチなので、仕事の合間などちょっとしたスキマ時間に実践してみてくださいね。
【ももの筋力アップ】

1 椅子の前の方に浅く腰かけます。足幅は腰幅に開き、膝の下にかかとがくるようにしましょう。両手はももの上など、楽な位置に置きます。背骨を伸ばして、肩の力は抜き姿勢を正しましょう。

2 姿勢を正したまま、息を吸いながら右足をゆっくり持ち上げます。つま先は天井方向に向けて膝をしっかりと伸ばしましょう。
3 息を吐きながらゆっくりと足を下ろします。この動きを呼吸に合わせながら10回行います。終わったら左足も同様に行ってください。
【ふくらはぎのストレッチ】

1 椅子の前の方に浅く座り、両足を前に伸ばします。この時にかかとで床を押して、つま先は立てます。両手は腰に添えましょう。

2 一度息を吸って背骨を伸ばし、息を吐きながら股関節から上体を前に倒します。このまま呼吸を続けましょう。
息を吸うごとに背骨を伸ばし、吐く息ごとにおへそをももに近づけるイメージです。背骨が丸まらないようにしっかりと伸ばし続けてください。ももの裏側やふくらはぎが伸びている感覚があればOKです!
最後に

運動をした方が良いと頭ではわかっていても、いざやろうと思うとなかなか気が進まなかったり、何から始めてよいかわからず、後回しになりがちです。ただ実際はとっても簡単な動きで体にアプローチをかけることができます。
前回に引き続き今回も下半身のストレッチをご紹介しましたが、下半身を動かすだけで全身に血流が巡りやすくなるため、体調不調が改善されたりします。
「たかが下半身のストレッチ、されど下半身のストレッチ、侮るなかれ」と私は思います。
私自身、スキマ時間に足のストレッチを取り入れていますが、足の浮腫みや冷えに悩むことがほとんどなくなりました。今も仕事のデスクワーク中には足ストレッチを頻繁に行なっています。
皆さんも是非試してみて下さいね。
次回も椅子に座ったままできるヨガやストレッチをご紹介します。
お楽しみに!
