皆さんこんにちは。
ヨガと瞑想を使って心身の疲労を取り除く日本初の疲労回復専用ジム『ZEROGYM』にてヨガインストラクターをしている青木美穂です。
前回は効率良く睡眠の質を上げるための工夫についてお話をしましたが良質な睡眠を得る為に大事なことがもう一つあります。
なんだと思いますか?

答えは”姿勢”です。
毎日のパソコン仕事や車の運転、子供の抱っこなど私たちは日々の生活の中で前傾姿勢になることが多く自然と背骨が丸まり猫背になりやすいです。

胸が閉じた状態だと肺に酸素が届きにくく呼吸が浅くなる為、猫背のまま睡眠をとっても良質な睡眠は得られにくいのです。
普段の生活の中で丸まった背骨や閉じた胸は、たとえ仰向けに寝たとしても正しいポジションに戻っていないことがあります。
そこで睡眠前にしっかりと胸周りを開き、背骨を正しいポジションに戻してあげることで睡眠時の姿勢が安定し、睡眠の質を上げることができます。

今回は簡単に胸を開くことができて且つ、即効性のあるストレッチをご紹介します!
忙しいママ達に特にオススメですよ。
胸が開き、深い呼吸ができると副交感神経が優位になり、リラックス効果も高まるのでぜひ寝る前に実践してみて下さいね、
【胸開きのポーズ】
- ヨガブロックをTの字に置きます。
持っていない方は、枕やクッション、バスタオルを丸めたものでもOKです。

- Tの字の「一」の部分に頭、「I 」の部分に背中(肩甲骨の間)がくるように仰向けになります。手の平は天井方向に向けましょう。
- 身長やご自身の体に合わせて心地の良いところにブロックの位置や高さを調整します。このままゆっくりと呼吸を行います。気持ち良く10呼吸行いましょう。

【効果】
- ブロックが丸まった背骨を押し上げてくれるので自然と胸が開き、呼吸が深くなります。
- 仰向けになった際に手の平を天井に向けることで腕の重さを使って肩の前の詰まりを取ることができます。
【肩揺らしストレッチ】
- 背中の後ろで指と指を絡めます。
できるだけ肩甲骨を寄せ合って胸を開きましょう。

- 指を絡めた状態で親指を下に向けます。

- そのまま手の平を外側にクルッと返し、肩を左右に揺らします。

余裕があれば両手を体から少し離してみましょう。さらに胸がひらきますよ。
30秒揺らしたら両手を解放します。
※簡単に手の平を返せる場合は方向を間違えている可能性があります。反対方向に返すと胸が閉じてしまい、効果が得られないの注意です!
【効果】
- 肩甲骨を寄せることで肩周りがほぐれて胸が開きやすくなります。
- 肩を左右に揺らす事で肩の前の詰まりが取れて脇周りもほぐれます。
【最後に】
子育てをしていると思い通りにいかず心に余裕がなくなったり、悩みも沢山出てきて今を大切にするって気持ちになれない事もありますよね。

ただ、どんな気持ちになったとしても全てのママ達は日々全力で頑張っていて、子供達にとって1番大好きな人だという事は間違いないので、私はそんなママ達の心と体が少しでも癒されるようなヨガやストレッチを今後もお伝えし応援していきたいなと思っています。
子供達は毎日毎日沢山の事を学び吸収し、成長していて、私たちの常識を覆すような行動をとり驚かせますが、子供達の純粋な行動や気持ちが、私たち大人をまた一つ成長させてくれるんですよね。

これからも全てのママがhappyでありますように。
次回もお楽しみに!
