皆さんこんにちは。
ヨガと瞑想を使って心身の疲労を取り除く日本初の疲労回復専用ジム「ZEROGYM」にてヨガインストラクターをしている青木美穂です。
子育てを頑張るママたちの体と心が少しでも癒やされるように、隙間時間で簡単にできるヨガポーズやストレッチを紹介しています!
前回は骨盤矯正ができる腰と前ももをほぐすストレッチをご紹介しましたが実は他にもしっかりとほぐしてあげないといけない筋肉があります。
それはお尻です!

え?お尻は鍛える部分ではないの?と思われた読者の皆さん!
そう!実は第二回目の記事でお尻は普段使えていないため錬える事が骨盤矯正には大切だとお伝えしました。
もちろん鍛える事は大切です!
ただお尻の筋肉は非常に凝り固まりやすい筋肉のため、しっかりとほぐして鍛えていく事が重要になってきます。
またお尻に限らず、筋肉をほぐす事は体の不調改善にとても効果的です。
運動不足が続くと内臓機能が低下し便秘や肌荒れの原因になります。

そこでゆったりと呼吸をしながら体をほぐす事で血液やリンパの流れが良くなり内臓機能が活性化され、不調が改善されやすくなります。
お尻ほぐしストレッチ
※赤ちゃんはママの近くにゴロンと寝かせて、ママの動きを見せてあげましょう!
1 膝を立てて座ります。

2 左右どちらかに膝を倒し、お尻に体重を乗せてゴリゴリ回しながらお尻をほぐします。

3 余裕があれば足を持ち上げて更にお尻に負荷をかけてみましょう。

終わったら反対も行います。
三角のポーズ
※0歳のお子さんと行う場合は必ず首が座ってから行いましょう。
1 赤ちゃんを抱っこし、足を大きく開いて右足のつま先を外側に向けて左足先は約90度内側に向けます。

2 左のお尻を左側にスライドさせるイメージで腰を動かし、左の腰に赤ちゃんを乗せます。(慣れるまでは少し難しいので無理はせずに赤ちゃんは前で抱っこのままでもOKです!赤ちゃんが落ちないように両手でしっかりと支えましょう。)

3 そのまま上体を右足の方に倒します。(前のめりにならないようにお腹の力をしっかり使い真横に倒すように意識しましょう!)

終わったら反対も行います。
【ポイント】
・腰をほぐすトレーニングですがお腹やお尻を意識する事でお腹とお尻の引き締めにも効果的なポーズです。
・一人でもできるので、テレワークの合間に運動不足を解消しちゃいましょう!
一人で行う場合は両手を肩の高さに引き上げます。

腰を左足の方にスライドさせて、息を吐きながらゆっくりと上体を倒します。
(右手はスネや足首など持てるところでOKです!)

●赤ちゃんに与える効果
不安定なところでママと一緒にバランスを取る事で、赤ちゃんの体幹トレーニングになります。
また繰り返し同じポーズを練習する事で記憶力アップに繋がります。

記憶には短期記憶と長期記憶があり、短期記憶を繰り返す事で長期記憶になり長期間記憶を保持する事ができるようになります。
繰り返し継続していく事で赤ちゃんは動きを覚えて次にどんな動きが来るのかを推測できるようになるのを楽しむようになります。

ちなみに私の娘は三角のポーズを初めて一緒に行なった頃は毎回大号泣でした。(笑)
●最後に
産後は睡眠不足やホルモンの変化、骨盤の歪みなどの影響で様々な不調が体に現れて本当に辛いですよね。心と体は繋がっているとよく言いますが、やはり体が不調だと心までネガティブになりやすいです。
反対に体の調子が整うと自然と気持ちが前向きになれ心にゆとりが生まれてきます。
ママの体をほぐして不調を改善することは必然と心の安定に繋がっていきます。
子育てをしていると日々色んな事が起き、心穏やかでいられない日も多々あると思いますがどんな事があっても子どもはママの笑顔が1番大好きなはず。
我が子にできるだけ沢山の笑顔を届けられるようにまずはママご自身の体と心を労わる事を大切にしてあげて欲しいなと思います。
今日もすべてのママがhappyでありますように。

次回もお楽しみに!
