こちらの記事はアプルロン社「筋トレウェブサイト」の提供でお送りします。
激しい運動を可能にしてしまう、クレアチンとは?
筋肉組織の運動源となるアデノシン三リン酸(ATP)は、急激な運動をした場合すぐに消費されてしまいます。
個人差はありますが、体内のATPは約10秒で枯渇してしまうと言われています。
クレアチンが体内に存在すると、ATPが生成物となる化学反応を起こすことができるようになります。
つまり、クレアチンが元となり総ATP量が増加し、これがより急激な、より激しい運動をすることが可能にするのです。
このクレアチン、実は肉や魚等に含まれているため自然界より摂取することが可能です。
しかしながら、クレアチンの理想摂取量(1回分約5g)を、摂取するためには豚肉を約5kg、またはサケを約4.5kg摂取しなければなりません。
これは一般人が日常的に摂取できる量ではありません。そのため、クレアチン単体のサプリメント摂取は非常に効率が良いのです。
石井直方式!クレアチン摂取法とは?
80年代の日本ボディビルを代表するボディビルダーであった石井直方先生(現東京大学理学博士)は、以下の方法でクレアチンを摂取していました。
・1日30gのクレアチンをワークアウト前に摂取
クレアチンは一般的にはワークアウト前に5g程度を摂取すると、その効果が現れると言われています。
しかし石井先生はその常識量とはかけ離れた量のクレアチンを摂取することにより、日本ボディビル選手権にて1981年と1983年の2回も優勝しています。
・クレアチンを摂取した体験談
実際に「筋トレウェブサイト」の筆者、鈴木 康啓さんも、2015年7月3日より、上記の石井直方式のクレアチン摂取法を取り入れているそうです。
その効果は非常に顕著で、ベンチプレス1セット目の記録推移は以下のとおりです。
7/3 : 85kg x 10reps
7/10 : 87.5kg x 10reps
7/17 : 90kg x 10reps
7/21 : 92.5kg x 9reps
7/28 : 92.5kg x 10reps
8/3 : 95kg x 6reps
記録はほぼ右肩上がりだったようです。
しかし、クレアチンには水分を体内に溜め込む作用があります。
そのためか、クレアチンを大量に摂取するこの方法を始めて以来、若干身体がむくみ気味であると感じています。
クレアチンを摂取してみては?
いかがでしたでしょうか?
クレアチンの1回の推奨使用量は約5gです。
しかし、現在のクレアチン摂取量ではあまり効果を感じられない方は、いきなり石井直方式のクレアチン摂取法を試すのではなく、徐々にクレアチン使用量を増やしていく方法をオススメします。
急激にクレアチンの摂取量を増やすと、お腹が緩くなることがまれにありますので十分注意してくださいね。