4.睡眠用たわし?姿勢改善ぬいぐるみ?ユニークな睡眠グッズ
■「拾ってください。」
ピンクのふしぎなぬいぐるみに出迎えられた「アメイズプラス」のブース。
「姿勢を守るクッション MAMO」は、かわいらしい見た目ながらデスクワーク中の猫背を改善してくれる優れもの。PC作業中に机とお腹の間に挟むだけで楽に背筋が伸びるという。実際に抱えてみると、しっとりなめらかな肌触りが気持ちいい。やわらかいだけでなく、中に入った硬い芯が前傾しがちな体を支えてくれるのがわかる。
「体だけでなく、心にも直接安心感を与える」ことを目指したという「MAMO」。デスクワーク用だけでなく「MAMO 手首を守るクッション」「MAMO 寝姿勢を守る抱き枕」と様々なサイズで展開されている。
■耳専用温眠シェルフ MIMION(ミミオン)
快眠のカギは「耳」にあった——。
MIMION(ミミオン)は、耳の冷えに注目した商品。睡眠時の冷えに腹巻きや湯たんぽ、というのはわかるが、「耳」に特化した冷え対策は斬新だ。
担当者によると、MIMIONには「冷えやすい耳を温める」他に「頭を冷やす」効果もあるのだという。
古くから健康には「頭寒足熱」が良いと言われてきた。「頭寒」とは正確に言うと「頭に熱をこもらせない」ということ。MIMIONをつけると頭の熱が耳に移動し、効率よく頭を冷やすことができる。
鉱石を練りこんだ特殊生地は保温効果抜群。事前準備は不要で、装着するだけで布団ではカバーできない「耳」を温めてくれる。
■「タワシと、眠ろう。」
人気Youtuberヒカキンも取り上げたというこの商品は、かたくなに「枕」を名乗らない。
「たわし型枕ではない。あくまでも睡眠のためのたわしである」
――そんな強い意思を感じさせる「睡眠用たわし」。ふかふかな寝心地を売りにする低反発枕とは逆に、「チクチク感」が持ち味の一つだ。頭皮への適度な刺激が副交感神経を活性化させ、気持ちよく眠りにつくことができる。
商品開発のきっかけは「気持ちよすぎてすぐ寝てしまう」と評判のヘッドスパ。「頭皮を刺激する枕」の発想がトゲトゲしいたわしと結びついた。老舗たわしメーカー「髙田耕造商店」とコラボし、たわしのような透過性、素材感、清潔感を実現。丸洗いしても30分で乾くため毎日洗って使うことができる。通気性に優れ、頭に熱がこもることもない。暖房が欠かせないこれからの季節、寝起きのぼんやり感を「睡眠用たわし」で回避してみては。
詳細はこちら↓
天然素材の寝具から最新睡眠ガジェット、癒し系グッズまで多様な製品が並んだ「ぐっすりEXPO」。睡眠市場はまだまだ盛り上がりそうだ。