ダイエットの間食には「コンビニゆで卵」
ダイエット中、どうしても間食を摂りたくなる……。そんな人は、間食をゆで卵に変えることでストレスなく減量できるかもしれません。
以前、間食をナッツにすることで小腹を満たすアイデアをご紹介しました。
詳しくはこちら↓
食べ過ぎ防止!ナッツダイエット・糖質制限はローソンで【コンビニダイエット】
ところが「適量で添加物の少ないナッツ」は、意外にもその種類が限られます。ふらっと入ったコンビニの品揃えが悪い場合、目的の商品が買えない恐れがありました。
そこで今回、目をつけてみたいのが「ゆで卵」です。
ゆで卵は炭水化物以外の栄養素に優れ、糖質制限向きの食材としてよく知られています。ゆで卵1個(60g)あたりのカロリーは91kcal、炭水化物量はなんと、0.18g!ほとんど無いと言える数字ですね。(カロリーSlism調べ)
「コレステロール値が上昇する」と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、それは卵を食べるのに不向きなウサギで実験した時の話。一日に2〜3個食べたとしても、コレステロール値に影響はありません。
(詳しくはこちら→ビールで太るは嘘⁉︎騙されるな!体に関する都市伝説20)
ゆで卵はどこのコンビニでも取り扱っています。ふいに食欲に襲われたときにそれを思い出せば、暴食を防げる手助けになるはず。
さて、各コンビニではパッケージの違うゆで卵が販売されています。2個パックや1個パックなどの違いは見られますが、「卵を茹でただけ」の商品にそこまでの違いはない……。
と、思っていた時期が私にもありました。
販売されているゆで卵の商品名は、「味付ゆで卵」。この「味付」にあらわれるゆで卵の個性を探して、編集部員がコンビニを巡ってみました。
検証①「おいしいゆで卵」はどれだ?!
今回の検証では、
①SEVEN ELEVEN『味付き半熟ゆでたまご』
②FamilyMart『半熟ゆでたまご 塩味付き』
③LAWSON『味付たまご 赤穂の天塩使用』
④MINISTOP『ゆでたまご うす塩味』
⑤NEWDAYS『味付ゆで玉子』
⑥NEWDAYS『くんたま』
以上の6つを食べ比べてみました。
①SEVEN ELEVEN『味付き半熟ゆでたまご』
白身の塩味がきいていて、味が濃く感じられます。「半熟」と銘打つだけあり、中心部分がトロッと光ります。
②FamilyMart『半熟ゆでたまご 塩味付き』
素朴な味。SEVEN ELEVENのものより塩味は薄めです。こちらも半熟状態。
③LAWSON『味付たまご 赤穂の天塩使用』
黄身の味が心なしか濃く、まろやかに感じます。「赤穂の天塩」がそうさせるのでしょうか?
④MINISTOP『ゆでたまご うす塩味』
こちらは味付けが濃いめ。半熟ではありません。
⑤NEWDAYS『味付ゆで玉子』& ⑥NEWDAYS『くんたま』
⑤はダントツの味の濃さ!旨味を強く感じます。6種類のうち白身が最も柔らかく、つやつやとした光沢が。黄身は半熟気味です。
おまけ枠の⑥は燻製卵。ゆで卵に比べ数十円ほど値段は上がります。黄身は完全に固まり薄い黄色。白身部分がかたいため、カラがむきやすいという利点があります。手が汚れやすいのですが、パックの中におしぼりティッシュが付属しているので心配はいりません。
以上5種(燻製は除く)の味の濃さを主観で並べると、このような結果となりました。
薄味 ← ②<①<③<④<<⑤ → 濃い味
検証② 味の違いはどこから?添加物の違いはあるのか?
「たまごを茹でただけ」の商品に、これほど味の違いが出るのはどうしてでしょう。それは、添加物の違いによって生まれるのではないでしょうか? 続いては「成分表示表」からの検証です。
カロリーを比べると、ほとんどが誤差に収まる範囲です。しかし使われた調味料を比較すると、確かに違いがあります。
例えば、ダントツの旨味を発揮した⑤NEWDAYS『味付ゆで玉子』は、今回検証したコンビニゆで卵のうち唯一「アミノ酸」を使用しています。「味付」と表示されていても「塩のみ」か「塩・砂糖」かで違う特徴があるでしょう。
終わりに
「ゆで卵」と一口に言っても、その個性には大きな違いがあります。例えば包装タイプにしても、パック型のゆで卵はカラを入れる受け皿としてケースを利用できます。紙やネットタイプの包装はゴミがかさばりません。
特徴がないように思われがちの卵ですが、ぜひみなさんの舌で実際に食べ比べてみてください。