Training04 肩揺らしストレッチ
肩と脇まわりを重点的にほぐすことを目的としたエクササイズ。単に、手を後ろで組んで伸ばすだけでも効果はあるが、ここではさらに一工夫。「手のひらのかえし」と「揺らし」で、驚くほどよ~くほぐれる。
Training05 椅子反り
PC・スマホ操作に慣れきった毎日は、思い返せば背中を丸める動作の連続。意識的に反りの動きを取り入れて、進む猫背に歯止めをかけよう。椅子さえあればどこでもできるので、オフィスでリフレッシュしたいときにもおすすめ。
以上で第1週目のトレーニングは終了。いかがだろうか? 普段は使わない筋肉がたっぷり刺激されたのではないだろうか。第2週目以降のトレーニング方法については、書籍「超『姿勢』力」に収録されているのでぜひチェックしてみてほしい。
【著者】ZERO GYM (ゼロジム)
ビジネスパーソンのための疲労回復専用ジム。ストレッチ×マインドフルネスの独自メソッドで、
脳疲労と身体疲労にアプローチする。「最高の脱力」を目指し、頭と体をリセットする75 分の独自プログラムを提供。ボディメンテナンスとパフォーマンスアップが同時に叶うと、各メディアで話題に。
【監修者】重森健太(しげもり・けんた)
関西福祉科学大学教授、博士(リハビリテーション科学)。1977年生まれ。理学療法士。聖隷クリストファー大学大学院博士課程修了。聖隷クリストファー大学助教などを経て、2011年4月から現職。2014年関西福祉科学大学学長補佐、2015年同大学地域連携センター長を兼任。日本早期認知症学会理事、総合理学療法研究会理事、NPO法人ハタラク支援協会理事、NPO法人播磨オレンジパートナー顧問、重森脳トレーニング研究所所長などの役職でも活躍している。
▼事実、姿勢が悪いとリアルに疲れる
姿勢が悪いだけでパフォーマンスは相当落ちる。見栄えが悪い以上に、疲れやすくなるからだ。
「正しい姿勢はつらい」「背中を丸めて座ったほうがラク」と感じるのは、あくまで錯覚にすぎない。ラクだと思っている姿勢はじつは筋肉の一部を酷使していて、続けていると疲れが一箇所に集中してしまう。体はどんどんゆがみ、骨や関節、筋肉が本来あるべきポジションからずれていき、
・肩こり、腰痛
・代謝が落ち、太りやすくなる
・集中力が低下する
・冷え性、肌荒れ、顔のたるみ
・やる気や自信の喪失
・ストレスに弱い
などの症状まで引き起こす。
▼疲労回復専用ジムが開発した最強最速の姿勢矯正プログラム
本書で紹介するプログラムは、東京・千駄ヶ谷の疲労回復専用ジム「ZERO GYM」で行なわれているプログラムの中から、わかりやすく、ひとりでも比較的簡単に取り組めるトレーニングを選りすぐってまとめたものだ。
最大の特徴は「4週間でブリッジをできる体になる」という明確な期間とゴールを設定したこと。
「子どもの頃にやった」という人も多いであろう、ぐぐーっと伸びるあのポーズ。
じつは大人になった今だからこそ、やるべき理由がある。なぜならブリッジには、猫背解消に必要な関節の動きや筋肉収縮がバランスよく組み込まれているからだ。いわばブリッジは「姿勢矯正パーフェクトポーズ」なのである。
「ブリッジができる体=ゆがみや凝りのない体になる」ということ。本書の目的はあくまで姿勢矯正だが、その目的を達成するためのツールとしてブリッジを位置づけ、4 週間で達成を目指す。効果が目に見えるので、モチベーションをキープしやすいし、正しく最終目標ストレッチ要素の高い動きを中心に「ほぐし」と「ポジションセット」を一気に進めることができるのだ。ぜひ本書で、姿勢矯正に成功し、疲れない体と輝かしい未来を手に入れてほしい。
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