FOOD

油脂・動物タンパク質が多く含まれるおすすめ食材の決定版はコレだ!

「忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣」(著:杉本恵子)より

ストレスフリーな食材~油脂類ならコレだ!

バターやマーガリンは「~風味」のものを避け添加物が少なめなものを選ぶ

A knife spreading butter on wheat bread

ビジネスパーソンが自分で選んで摂取するケースが多いのはバターやマーガリンなどだと思います。

そのときに気を付けてもらいたいのは「~風味」のものは避けること。バター風味マーガリンやマーガリン風味と表示されているものは、やはりいろいろな添加物が入っているので身体にはあまり良くありません。

問題になっている「トランス脂肪酸」は気にしないといけないもの?

マーガリンやパン類などに含まれている「トランス脂肪酸」は摂る量が多いと悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減ると問題になっています。

しかし日本人の場合はもともとそれほど大量にトランス脂肪酸の含まれた食品を食べる習慣はないため、個人レベルでは騒がれているほど深刻に捉える必要はないのではないでしょうか。

欧米人のようにフレンチフライやドーナツを大きな箱で買って毎日のように食べる食生活をしていたら、ちょっと大変ですが・・・・・・。

「忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣」の著者である杉本恵子さんは、10年ほど前にアメリカへ視察に行ったとき、テキサス州の小学校からフライヤーがなくなったとの記事を新聞で見たそうです。

揚げ物好きなアメリカ人からフライドチキンなどを給食で出さない法令が出たからです。これもトランス脂肪酸を摂らせないためですね。

「フライドチキンが出なくてもコーラがあるからやせないよ」

と話す肥満体の子どもの顔を、杉本恵子さんは忘れられないそうです。

おすすめはこの3つ!えごま油・亜麻仁油・ココナッツオイル

油脂類のおすすめは、えごま油、亜麻仁油、ココナッツオイルです。血液をサラサラにしたり、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすなど、身体にとっていいことずくめですので、ぜひ「食」習慣として取り入れてください。

ストレスフリーな食材~乳製品ならコレだ!

無糖のヨーグルトに自分で味付けして食べるのがおすすめ

Greek yogurt with honey in a pot

大人の場合は牛乳を積極的に摂る必要がないので、乳製品であれば発酵食品であるヨーグルトが良いでしょう。

ただし、砂糖が最初から入ったものではなくプレーンタイプのものを選ぶこと。そこに自分でハチミツやシャムなどを甘すぎない程度に入れて食べます。

糖質が多くなると、カロリーが高くなるだけでなく、カルシウムの吸収が抑制されてしまうため、せっかくのヨーグルトの良さが失われてしまいます。

ストレスフリーな食材~肉類ならコレだ!

疲労回復に欠かせないビタミンBが豊富な豚肉がおすすめ

A close up photo of a cute little pig

肉と言えば焼肉。元気をつけるために焼肉パワーが必要というビジネスパーソンも多いと思いますが、身体と健康を考えたときにおすすめなのは、焼肉でよく使う牛肉ではなく「豚肉」です。

豚肉は疲労回復に欠かせないビタミンB群の宝庫。にんにくや玉ねぎなど匂いの強い旬の野菜と合わせて食べることでビタミンの吸収がさらに良くなります。

口内炎は豚肉に&にんにくや玉ねぎの組み合わせで予防

疲れが溜まってくると口内炎ができやすい人も多いと思いますが、実は、薬でもなかなか良くならない口内炎が豚肉料理を食べると、翌日にはかなりよくなったというケースも多いのです。

「忙しい人の世界一シンプルな「食」習慣」の著者である杉本恵子も、口内炎ができると講演会などでは泣きたいくらいだそうですが豚肉と玉ねぎをたっぷり食べて予防しているそうです。

それぐらい豚肉とにんにくやにんにくや玉ねぎ、にらなどの組み合わせは即効性があります。さらに合わせて、わかめやめかぶをスープで一緒に摂ると、より効果的です。

高たんぱく低カロリーで健康に良い鶏肉ササミなどには気になる点がある

鶏肉もササミなどは高タンパク低カロリーで身体と健康には良いと思いますが、ブロイラーと呼ばれるぐらい短期間で急激に成長させられている点が気になります。

ストレスフリーな食材~魚類ならコレだ!

春夏はカツオ・秋冬はさんまの赤身の魚がおすすめ

Raw fish, bonito, isolated on white with shadow

海に囲まれた日本では季節の魚が食べられるのも食の楽しみです。春から夏であればカツオ、秋から冬であればさんまがおすすめです。いずれも赤身の魚ですが、カツオもさんまも遠くの海を巡る回遊魚。

赤身の血合い肉には長期パフォーマンスに効果的な栄養素が豊富

回遊魚はそのため筋肉もたくさんの酸素を必要とし、筋肉内にも多くの酸素を活用できるようにするための血色素タンパク質「ヘモグロビン」、筋色素タンパク質「ミオグロビン」が多く含まれています。

そのために身が赤く見えるというわけです。言ってみれば、短距離ランナーではなくビジネスパーソン同様、長期間パフォーマンスを維持しなければなりません。

そうした特性からの赤身魚の血合い肉には栄養素が多く含まれているので、積極的に食べるようにしてほしいと思います。

 

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