こちらの記事はDi理論(https://www.diriron.com/)の提供でお送りします。
痩せるためには準備が必要って知っていますか?
痩せようと思ってもなかなか痩せない方は、日常的にやっている「習慣」が原因となっていることが多いんです。
ジムに行く習慣がない人が、突然通おうと思ってもまず続きませんし、コンビニでランチを買っていた人が、突然ヘルシーな定食屋に通おうと思っても続かないでしょう。
既存の習慣というのは変わりにくいもので、ジムに行く習慣がない人が運動量を増やそうと思ったら、いつもよりも少し長い時間歩くとか、コンビニでランチの人は、コンビニでヘルシーなものを選ぶといった風に、微修正した方がよいのです。
■日本にいるのに時差ボケに。睡眠習慣を見なおそう
良い習慣づくりのポイントは「寝る時間」と「起きる時間」を決めることです。
寝る時間と起きる時間が決まると、自然と食事の時間も決まります。
それさえ出来れば、体重は自ずと減っていきます。
寝る時間が遅くなったとしても、最低限起きる時間は平日も休日も一定にしましょう。
土日は平日よりも遅く起きる人もいると思いますが、起きる時間がずれると、そこで体は時差ボケを起こしてしまいます。
睡眠が乱れると、食事の時間も乱れ、そして日中もだるさを感じて体を動かさなくなる。これを社会的時差ボケといいます。
一度時差ボケを起こすと、正しいリズムに戻るのに3日ほどかかります。
土日に時差ボケを引き起こして、それが水曜日くらいまで続き、木金でようやく体が整っても、また土日に起きる時間がズレることで、また時差ボケを引き起こす。
こうしたサイクルに陥ることで、食事も乱れ、体も動かず、結果太ってしまうんです。
さらに睡眠量も大事で、時間は7〜8時間がベストです。人によって多少変わりますので、日中眠くならないベストな時間を見つけてください。
もし眠たいなと思った時は昼寝でバランスをとり、起きる時間は変えないようにしましょう。
■食べている人より食べてない人が太る?
もうひとつ、「食事」についても見直す必要があるかもしれません。
意外なことに、太っている人は「食べないこと」が原因になっている人が多いのです。
体は食べないことで、飢餓状態を引き起こし、食事をした瞬間に多く吸収しようとします。
例えば3食きちんと食べる人と、1食しか食べない人の体内への吸収量を比較すると、1食の人のほうが3食食べる人よりも吸収している量が多いというデータもあります。
自分では「量を食べてないから大丈夫……」と思っていても、実は食べてないほうが太る。つまりきちんと食べた方が結果的には痩せるんです。
そして食事の中でも特に大事なのが「朝食」です。
人は朝起きて1時間以内に「光を浴びる」「食事をとる」の両方をしないと、体のスイッチが入らず、1日ダルいまま過ごしてしまいがち。
時差ボケと同じで、体がダルいと運動量が自然と減るんです。
そして、朝食をとったあとは3時間に1回は何かを食べましょう。
3食以外の時間なら、ナッツ4粒とか、カロリーメイトのようなバランス栄養食を1本とかを食べるとよいですよ。
大事なことは「お腹が空く前に食べる」ことなのです。
お腹が空いてから食べるという人も多いと思いますが、お腹が空くということは、「飢餓状態」になっているということなので吸収量が多くなる。
そうならないためにも、3時間に1回何かを食べることが大切です。
ただし、甘いモノは避けましょう。
甘いモノは血糖値が乱高下するので、余計食べたくなってしまうのです。先ほどあげたような、血糖値があがらないものを選びましょう。
■痩せるための準備=「痩せやすい習慣」を身に付ける
「寝る」「起きる」「朝食」「3,4時間おきに食べる」これらを実践してみてください。これができないと、仮に短期間でダイエットに成功しても、リバンドし元よりも太ってしまうでしょう。
それであれば最初からダイエットしないほうがマシですよね。
習慣が身につくと、結果が体重にあらわれます。
これでようやくダイエットに挑戦できる準備の出来上がり。
この習慣が、リバウンドしない「痩せたまま」を維持するポイントです。