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初速が遅くなる3つの原因とその対処法

どんなに早く仕事を始めようと思っても、なかなか腰が上がらず、時間ばかりが過ぎてしまうことがあります。

初速が遅くなる原因は、大きく分けて次のような3つが関係しています。

①タスクの進め方に「不安」を感じている
②タスクに関する知識や経験がなく「不明」なことが多い
③タスクが「不得意」な分野に属している

どれか一つでも当てはまると、それだけで動き出しが遅くなり、なかなかモチベーションが上がらないため、場合によっては締め切りを過ぎてしまう……という最悪の結果を招くこともあります。

自分がどんな理由があって動き出せないのか、その原因を冷静に考えてみることも、初速を上げるのに役立ちます。

主な三つの原因について、それぞれの対応策をお伝えします。

【①不安の対処法】

「自己効力感」を高めて、一歩目を踏み出す勇気を持つ

仕事に不安は付きものですが、それをネガティブに考えても意味がありません。その不安は、「新たな挑戦が始まるぞ!」とか、「一段上にジャンプするぞ!」というチャレンジに対するものですから、不安な状態にある自分をポジティブに受け入れることが大切です。

新たなタスクに不安を感じる場合は、「不安は誰にでもある」→「不安はあって当然」→「動き出せば、何とかできる」→「その能力が自分にはある」と腹を決め、まずは前を向いて一歩目を踏み出すことです。

大事なのは、自分を信じて「自己効力感」を高めることです。実際に動き出せば、不安の「正体」が見えてきて、それを解消するための対策を考えることができます。早く動けば、それだけ早く不安を打ち消すことができます。どうしても不安が消えなければ、誰かに相談すればいいだけの話です。

「不安」という漢字が否定形の表現のため、どうしてもネガティブに考えがちですが、「不安はチャンスだ」と肯定的に捉える必要があります。現代のビジネスでは、不安を「成長余力」とポジティブに考えて、一歩目を早く踏み出すことが成果につながります。

【②不明の対処法】

やり方がわからなければ、すぐに調べる習慣を持つ

仕事を始めるときに、やり方がわからないとスタートが遅くなります。仮にプラモデルを作るというタスクがあるとしたら、子供の頃に作った経験があれば、「説明書を読んで、ニッパーで切って……」という手順が思い浮かぶため、すぐに取りかかることができます。

同じことを経験のない人に頼んだとしたら、説明書の見方がわからず、作り方もわかりません。やり方がわからなければ、プラモデルの箱を開けることすら、遅くなってしまいますが、仕事でも同じような現象が起こってしまうのです。

やり方がわからなくて動き出せないのであれば、その方法を誰かに聞いたり、ネットで調べたりすれば、すぐに解決することができます。プラモデルの作り方など、動画検索して2分くらい見るだけですぐに理解できますから、やり方がわからないことで悩む必要はないのです。

やり方がわからなくてモタモタするのは、明らかに時間の浪費です。「不明」なことがあるならば、すぐに調べる習慣を持つことが大切です。

【③不得意の対処法】

割り切ってやり続ければ、心理的なハードルが下がる

不得意な作業や分野というのは、誰にでもあります。どんなことでも、最初から得意な人はいません。不得意なことでも、ずっとやり続けていたら、少なくとも苦手ではなくなりますから、それを理解しておけば、心理的なハードルは下げられます。

会社に所属している限りは、不得意なことでも避けて通ることは許されません。割り切ってやり続けることが、動き出しを早くするためには重要です。

『仕事は初速が9割』(著:越川 慎司)より

<併せて読みたい>

95%の心配事は実は取り越し苦労!?不安に巻き込まれない心を作るために


『仕事は初速が9割』

(クロスメディア・パブリッシング)

 

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